一般社団法人人吉温泉観光協会は、歴史、文化、自然など豊かな観光資源を持つ人吉球磨地域の観光振興を図るため、2010年に設立されました。特定の個人、団体の利益を目的とした事業を行わず、観光通じて地域経済の活性化、文化の向上、人的交流の促進による相互理解の拡大を目指しています。観光案内所や子供向け鉄道ミュージアムの運営のほか、アニメツーリズムや日本遺産など地域の魅力を発信し、観光客の誘致に努めています。2018年には九州の観光列車を集めた観光列車サミットin人吉球磨」を企画し、二日間で約9,000人を集めました。昨年からは、新型コロナウィルスの流行と豪雨災害で打撃を受けた宿泊施設、観光関連事業者の支援が大きな課題になっています。
プロジェクトについて
一般社団法人人吉温泉協会とは
プロジェクトを始める理由
2020年7月の豪雨災害で大きな被害受けた人吉市の中心部に、観光情報やイベント情報だけでなく、被災地の様子や復興に取り組む市民の姿を発信するビジターセンター「COCOkaara(ここから)」を設け、新型コロナウィルスの感染拡大や豪雨被害の影響に苦しむ地域の人々を支援するとともに、修学旅行など各地からの来訪者に対する防災啓発活動、防災ツーリズムの拠点にもしたいと考えています。人吉市では「SL人吉」の運行など列車が重要な観光資源になっており、観光案内所もJR人吉駅構内にありますが、豪雨災害で鉄道が不通になり、人の流れが変わって十分な機能が果たせなくなっていました。一方、被災後、各地から防災学習としての修学旅行受け入れの問い合わせが増えてきました。そんな時、市街地の中心部にあって被災した肥後銀行人吉支店から「支店事業は建物の3階に移し1階は地域のために役立てたい」として当協会に入居依頼があり、防災ツーリズムの拠点にもなる災害のメモリアル施設として運営していくことになりました。同じようにコロナ禍と豪雨災害で影響を受け、経験や価値観を共有できる人々と一緒に働ければと思い、同センターのスタッフ1人を募集いたします。
業務内容
- ●防災パネル、復興パネルを展示し、モニターで動画を上映する予定であり、その管理と問い合わせがあった場合の簡単な説明
- ●店舗、宿泊施設などの営業情報、イベント情報、各種パンフレットの陳列・配布と問い合わせ対応
- ●地元事業者及び観光協会のグッズを販売する予定であり、その陳列、管理、レジ打ちなど
- ●防災学習に訪れた来訪者の誘導、ミニイベントを開催する場合の補助
私たちがつくりたい未来
当協会として、作りたい社会・未来の共通概念が打ち出されているわけではありません。したがってごく一般的な言い方になりますが、人種や性別による差別や偏見がなく、機会均等が保障され、ある程度のセーフティーネットがあって再チャレンジが可能な社会ということになるのでしょうか。今はやはりSDG’sも重要だと思います。
募集情報
募集要項
募集条件 | 熊本豪雨や新型コロナウイルスの影響により職を失った方または収入の減少により生活困窮に陥った方。(面接時に離職票または収入が減ったことを証明する書類が必要となります) 年齢は18歳~44歳まで対象。 |
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期待すること | 基本的に観光案内が中心になるが、昨年7月の豪雨災害からの復旧の様子などの問い合わせにも対応して欲しい |
募集する人材 | 接客が主業務になるので、明るく誠実に対応できる方、聞き上手で社内外とのコミュニケーションが取れる方、相手の立場に立って考え行動できる方 |
マッチングプロセス | 履歴書と面接1回 |
勤務スタイル | 週29時間以内勤務 勤務日程については、調整可能 時給800円(月90,000円前後) 1日5時間程度、市中心部のビジターセンターに勤務し、訪問客の対応にあたる。定時勤務で週1~2日休み |
任期 | 2ヶ月間〜3ヶ月間 |
交通費 | 本人負担 |
その他 | 勤務は7月1日から |
企業・団体概要
企業・団体名 | 一般社団法人人吉温泉協会 |
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設立日 | 2010年7月2日 |
代表者名 | 代表理事 北昌 二郎 |
事業テーマ | 地域活性化・まちづくり |
事業内容 |
人吉球磨地域の観光振興を図り、それを通じて地域経済の活性化、文化の向上、人的交流による相互理解の増進に資する。
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業種 | 観光サービス |
所在地 | 熊本県人吉市中青井町326-1 |
従業員数 | 14名(うち正社員6名) |
売上高 | 4,400万円 |
ホームページURL | https://hitoyoshionsen.net/ |