当プログラムについて

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熊本豪雨災害に見舞われた人吉市の現状

人吉市は人口31,600人、熊本県の最南部の市であり、市の中央部を日本三急流のひとつ・球磨川が東西に貫流し、球磨川沿いの温泉と川下りで有名。人吉・球磨地方の中心地で、人吉藩相良氏の城下町として栄えてきた。市内中心部には熊本県唯一の国宝である青井阿蘇神社があり、2015年に球磨郡の各町村と並んで「相良700年が生んだ保守と進取の文化 ~日本でもっとも豊かな隠れ里―人吉球磨~」として日本遺産に認定された。

人吉市では令和2年7月4日、激しい豪雨により球磨川やその支流で氾濫が生じ、氾濫流による建物・橋梁の破壊・流失、市内の1/3程度の家屋が、浸水破壊被害に遭い、20名の死亡が確認された。商工業の被害として279億円にのぼり、人吉市には約2,000の事業者があるが、今回被災している事業者が約900、その内約400の事業者が事業停止もしくは廃業を検討している厳しい状況である。

またコロナ禍で県内外からの支援も少なく、人手不足は顕著であり、いかに県内外の人々と共創の場をつくっていくかが今後の復興への大きな鍵となっている。

キャッシュフォーワークの適用

「キャッシュ・フォー・ワーク」は、災害に見舞われた方を雇用して賃金を支払い、地域の経済復興や困窮した方の自立支援を行っていく手法です。2004年のスマトラ島沖地震で強く注目されるようになった手法で、日本では、東日本大震災で取り入れられました。

食料や物資、義援金を配るだけの支援でなく、困窮した方が自ら働いて仕事の対価を得ていくことで、やりがいや自尊心にもつながります。また、地域経済への刺激や地域コミュニティの活性化にもなります。

本事業では休眠預金等の財源を活用し、コロナ禍で職を失った若者を雇用し、コロナ禍の地域課題の解決を行う事業です。

人吉復興若者仕事づくりプログラム

人吉市で復興に向けて取り組む事業者に対して、熊本豪雨災害またはコロナ禍で職を失い、生活困窮に陥った若者をマッチングし、就労支援の機会を提供するとともに、受入企業の新たな仕事づくり、課題解決を促進します。

【運営事務局】
【協力】
【プログラム助成】

よくあるご質問

参加した場合は雇用契約はどういう形になりますか?
運営事務局である一般社団法人フミダスからの出向契約となります。
働き方としてはどのような働き方になりますか?
週29時間以内で完全シフト制になります。